中古住宅のリノベーション費用はいくら?失敗しない予算の立て方の画像

中古住宅のリノベーション費用はいくら?失敗しない予算の立て方

リノベーション

長沢 銀河

筆者 長沢 銀河

不動産キャリア6年

住宅購入には考えることが沢山あります。不安な点や分からない事を一つ一つ解消していき、何年先でも買って良かったと思える物件をご提案いたします。
物件を探し始める所からお引き渡しまで、マンツーマンでサポートさせて頂きますので、豊かな暮らしを手に入れる過程をご一緒させて頂けたらと思っております!
私が担当で良かったと感じて頂けるような対応を常に心掛けております。

はじめに

新築より安く購入できる中古住宅ですが、「買ってからリノベーションしたら結局高くついた…」という失敗談をよく耳にします。

中古住宅のリノベーションは、計画次第で新築と同等以上の住まいを手に入れることができます。しかし費用感を事前に把握していないと、予算オーバーになりがちです。

この記事では、リノベーションの種類別費用感と、失敗しない予算の立て方を解説します。



リノベーションの種類と費用の目安

【部分リノベーション】

水回り・内装など特定の箇所だけをリフォームする方法です。費用を抑えながら、気になる部分だけを新しくできます。

リノベーション箇所費用目安
キッチン交換50〜150万円
浴室リフォーム60〜150万円
トイレ交換15〜50万円
洗面台交換15〜50万円
壁紙・フローリング全室50〜100万円
窓・サッシ交換20〜100万円


【フルリノベーション(スケルトンリフォーム)】

建物の骨格(柱・梁・床・外壁)だけを残して、内部を全て新しくする大規模なリノベーションです。間取りの変更も自由にでき、新築同等の住まいを実現できます。

物件規模費用目安
マンション(50〜70㎡)500〜1,200万円
戸建て(100〜130㎡)800〜2,000万円


費用に影響する主な要素

築年数・建物の状態

築年数が古いほど、見えない部分(配管・断熱材・電気配線など)の交換が必要になるケースが増えます。特に築30年以上の物件は、追加工事が発生しやすいため予算に余裕を持たせましょう。

耐震性能

1981年以前の旧耐震基準の建物は、耐震補強工事が必要になることがあります。補強の規模によって費用は異なりますが、100〜300万円程度を見込んでおく場合もあります。

断熱・省エネ対策

古い住宅は断熱性能が低く、冷暖房効率が悪い傾向があります。壁・床・天井への断熱材追加は、快適性を大きく向上させますが、フルリノベーション時にまとめて行うのがコスト面でも効率的です。

間取り変更の有無

壁を取り除いたり、部屋を統合したりする間取り変更は、構造体(耐力壁)に触れる場合は特に費用がかさみます。マンションはコンクリート壁の撤去に制限がある場合も多いため、事前に確認が必要です。



失敗しない予算の立て方

ステップ 1:物件価格+リノベーション費用を合計で考える

中古+リノベーションの場合、「物件価格が安い分をリノベーションに使う」という発想が基本です。

物件価格とリノベーション費用の合計が、新築相場と比較して割安かどうかで判断しましょう。

ステップ 2:リノベーション済み物件との比較も行う

既にリノベーション済みの物件と比較することで、DIYリノベーションが本当にお得かどうかを客観的に判断できます。

ステップ 3:「見えない部分」の費用を必ず予備費として確保する

解体してみて初めてわかる不具合(雨漏り跡・シロアリ被害・配管の劣化など)が出てくることがあります。

リノベーション費用の10〜15%を予備費として確保しておくことをおすすめします。

ステップ 4:住宅ローンとリノベーションローンの組み合わせを検討する

物件購入と同時にリノベーション費用も住宅ローンに組み込む「リフォーム一体型ローン」を活用すると、金利の低い住宅ローンでリノベーション費用もまとめて借りることができます。

ステップ 5:補助金・助成金を活用する

省エネ改修(断熱・窓交換など)に対する国や自治体の補助金制度があります。リノベーション計画と合わせて、利用できる補助金を事前に確認しましょう。



まとめ

中古住宅のリノベーションは、費用感を正しく把握した上で計画を立てることが成功の鍵です。「安く買えた分、好きなようにリノベーションできる」という考え方は、予算オーバーの原因になります。

物件選びの段階から「リノベーション費用込みの総予算」で考えることが大切です。当社では物件探しからリノベーション計画のご相談まで、ワンストップでサポートしております。お気軽にご相談ください。


⇒ リフォーム相談・購入+リフォーム相談はこちらから